新今宮駅

大阪環状線には新今宮という駅がある。
南海線にも同じ名前の駅があり、乗り換えのための駅である。
ひとたびこの駅を降りれば、極めてディープな大阪を体験することができるのであるが、
夜間にこの駅から出ることは、よほどダイハードな人間でないかぎり危険である
なんと、この駅を降りて別の駅まで5分歩くという乗り換えルートを正規の交通経路としている会社があると聞いたことがある。合掌。


といったことは実はどうでもよくて、この駅の中に本屋がある。あるのだよ。
その名も、「新今宮書店」!!
いや、本屋の名前もまあどうでもよくて、ここで働いているバイトの質が低すぎて笑ってしまうのだ。
狭い本屋のレジに、どういう必要があるのか分からないが二人も店員がいて、
そいつらは、客がレジに来ない間は、恋の話とか、全く業務とは関係のない会話をダラダラと続けており、
客が本を持ってくると一人がかなり面倒くさそうに値段を言い、もう一人が袋は必要か?と聞くのであるが、
その言葉には「はい、なんて絶対言うなよ」といった匂いがプンプンしており、
そこで本を買った全ての人間が不愉快になることは間違いない。
しかも、毎日違うバイトが働いている。
接客業に全く向いていない人材をこんなに多数雇うのは、簡単なことではないであろう。


恐るべし。新今宮書店。


ということを書いていて、大学生を中心に蔓延していると思われる「人に接する仕事がしたいんですう」症候群について、書きたくなってきたのだが、眠くなってきたのでやめる。