ハンドルネームを語る

KNO2004-09-27

同僚の砂耳氏から聞いた話。


砂耳氏はインターネットの掲示板で、ある生物の譲渡契約を締結した。
その生物の引渡し方法等詳細については、メールのやり取りで決定した。
ある日のこと、相手方から電話がかかってきたのだが、相手がネット上のハンドルネームを語るので、誰だか全くわからなかった。
学生時代の友人にその手のイタズラをする者がいるので、その者であろう思って「お前アホやろ」などどテキトーに応対していたのだが、よく話を聞いているうちに、それが譲渡契約の相手方と判明したのだった。
ハンドルネームをいきなり言われてもわからんで、と砂耳氏は顔を赤くしながら語る。


それはそうだろう、と思う。


「XXXという掲示板におきまして”パイズリ2世”という名前を語っております ”ヤマザキ”と申します。」
とでも、言うべきなのであろうが、
これは怪しすぎる。


こんな電話が、自宅にかかってきて家の者が出たら、砂耳氏の家ははもう、大騒ぎである。