海へ

KNO2005-04-11

久しぶりに娘(3.4歳)に会った。
「前から思っていたんだけど、一緒に公園に行ってくれない?」
と言うので、海の近くの公園へ歩いて行く。
松林の散歩道を歩いている間、娘は最近の出来事について興奮気味に喋り続けた。
こういうところは彼女の母親に似ていると思われる。


しばらく歩いて、疲れた、と言い出したので、抱っこしてやった。
娘は、いつもより強く抱きついてきて、おしゃべりをやめた。
涼しげな沈黙が流れる。
沈黙のなか、いったい彼女は何を思っているのだろうか。
考えられるのは、
・お父様、会いたかったわ、こうやってぎゅっと抱きしめて欲しいと思っていたの。
・ね、ねむい。しゃべり疲れたぜ。
といったことであろう。
父親的モーソーとしては、前者に違いない、と思うのだが、残念ながら、実際は後者であろう。
そういう女なのだ。


松林を抜けて海へ出た。
「キラキラしてきれいやねえ!」
娘がでかい声を出す。
おお、確かに。
キラキラ、という表現がピッタリだ。