”す”に関する考察

中学か高校だっと思うが「互いに素(たがいにそ)」というのを習った。
1以外の公約数をもたない整数たちをそのように呼ぶのだったと思う。
6年ほど前であろうか、これを日常会話に取り入れ、職場で流行させようとしたのだが、失敗した。
全く合わないヤツとか、共通点が見出せないヤツにたいして、「おれとお前は、互いに素だ」と言ったり、お酒の趣味に関しては僕たち互いに素だね、と言ったりするというものだった。


「素」を「す」と読んで、全くヤル気のない性交について語るときに使えばおもしろそうな気がする。


「素(す)」というのは演劇系の用語ではないかと思う。
「さっきの「そうだそうだ!」のところ素に戻ってたよ」などと演出がダメ出ししたりするのだ。


酢の物はすっぱいほうがよいと思う。
先日、強烈にすっぱい「キャベツのピクルス」を作ったのだが、すっぱすぎて喉がしびれた。


杉村というやつがいたので、そいつのあだ名を「酢」にしたことがあるのだが、「酢」の家でファミコンをしていたら、担任のトシユキが日曜日だというのに仁丹を食べながらやってきて、「酢と呼ぶのはよくない!やめろ」と叫んだ。
理由を聞くいてみると、トシユキも学生時代に「酢」と呼ばれていたという。
くだらない理由でエラそうなことをいう態度にムカついたので、アンタは靴下が臭いから「酢」と呼ばれるようになったのだろう、と言ったら、激高した。
大人げない教師だった。