JRの運転士は感じやすいか

KNO2005-05-19

昨夜は久々に少し早く職場を出た。
電車に乗り、ジミヘンドリックスを聴きながら興奮していると、突然電車が止まった。
「運転士が異音を感じましたので、停止して車両点検をします」とのアナウンスが流れた。
猫を轢いたのか?自転車を踏んだのか?置き石か?猿ちゃうか?などと乗客が口々に自分の意見を表明する。
住宅ローンを払えなくなったサラリーマンではないか?と私は密かに思ったが、それは口に出さなかった。
人身事故なら帰りがおそくなるなああ、などと憂鬱になっていたら電車が動き出した。
点検の結果問題はなかった、ということだった。
運転士は本当に異音を聞いたのだろうか。
JRのことなので、運転士にキャバクラ嬢から電話が入ったとか、コンタクトレンズがとれたとか、そんな理由で停車したのかもしれない。そういったことに対応するのにピッタリな停止時間であったように思う。


昔、中央競馬田中勝春騎手が、レース中に馬の走りに異常を感じたので馬を止めて競争を中止したのだが、後で調べてみると馬に異常がなかったので問題になったことがあった。


こういうとき、異常がないとイロイロ文句を言われることになる。
可哀想だな。
止めるのは勇気がいると思うのだが。