まぶしいね

暑い。祭りのような暑さだ。
暑いだけでなく、まぶしい。
外を歩くとまぶしくて目を開けていられない。
こういったときにはサングラスが必需品なのであるが、通勤のときにかけていたら変人扱いされて、つるし上げられるであろう。


高校一年生のときであった。
「将棋しないか」というクラい誘いをキッカケに友達になったキャタヤマと海に行った。
キャタヤマは田舎の高校生のくせにサングラスをかけてきた。
そして、「これは度が入っているのであり、一万円もしたのである」と自慢した。


しばらくして、近所のカー用品店でキャタヤマのサングラスと同じものが千円で売られているのを発見した。
千円を一万円という男。
以降、キャタヤマのしゃべることは全く信用されなくなった。


安物のサングラスをかけて、自転車で海まで来たキャタヤマの姿を思い出すとやるせない気持ちになる。


キャタヤマは近眼で、コンタクトレンズを持っていなかった。

阪神がんばってね

「オレのケツに火をつけて」と歌うフォークシンガーを京都でみたことがあるが、
それとは全く関係なく、阪神タイガースのケツについに火がついてしまった。
日曜日の時点で、二位の中日ドラゴン酢とは1.5ゲーム差となってしまったのだ。
1.5ゲーム差といえば、阪神タイガースが2回負けて、中日ドラゴン素が2回勝てばひっくり返るという、もうほとんど差とは呼べない差なのである。
「差とは呼べない差」という言い回しはおかしいな。「差とは呼べない何か"差"的なもの」というべきか。


先ほど入ってきたニュースによると、阪神タイガースと中日ドラゴン巣は今日から直接対決をするというではないか。
直接対決といっても体を触りあうわけではなく、阪神タイガースと中日ドラゴン洲が試合をするというだけなのだが、上で述べたような感じであるから、これはちょっと大変な状況であるということは、若くてカワイイOLの皆様でも分かるであろう。


今日から3連戦らしい。
とりあえず、濱中選手にがんばってほしい。

不審者を見かけてしまった

二日連続して自宅最寄駅付近で不審者を目撃してしまった。
そいつは、他人のガレージの前に車を止めて、ドアミラー越しに、駅に入ってくる人たちをビデオカメラで撮影しているような感じであった。昨日はわたしの視線に気付いてすぐにそこを立ち去ったのであるが、今日は他人の目を気にせず必死で撮影しているようであった。カメラはSONY製であるように見えた。


わたしはこの男をどうすればよいのであろうか。


イカガワシイ遺伝子を淘汰するために今すぐ射殺すべきなのであろうが、それは無理だ。
「おい、貴様何をしてる」って言うべきなのかしら。
ケーサツに電話したら何とかしてくれるのだろうか。
この不審者が犯罪を起こす前になんとかしなければならない。


不審者は井上ひさし似である。

土曜日の朝、娘(3.6歳)は「お父様会社行き過ぎ」問題について持論を展開していたのだが、
「実は今日も出勤である」と告げると、泣き出した。
日曜日。朝から、公園に行って遊ぶ。
これだけでかなり疲れた。
午後、「プールに行きたい」という強烈な要望を娘が出してくる。
「今日はイロイロあったので、次の機会にしよう」と説得する。


大人は疲れているのだ。

穴を洗え

ウォッシュレットというのだろうか尻穴洗浄器というのだろうか泌尿器洗浄器というのだろうか、水がピューっと出るトイレがあるじゃないか。
これを導入している会社も多いようだ。
会社のトイレでこれを使うのは若干抵抗があるという女性もいるようだが。


某社が2、3年前に建てた社屋の一階のトイレには、かなりの数の個室がある。
キレイなトイレがこんなにたくさんあると、社員はみんな「クソは会社に行ってから」という発想になってしまうのではないか、と心配になった。


私の後輩のノメショーなどは、クソに30分近い時間をかける。
最初の頃は、怒って帰ったのではないかと心配になったほどである。
このような社員が増えると、会社は損をするのではないか。
「クソは会社に行ってから」という考えてるヤツの人数とその所要時間について調査してみる価値はあるのではないか。
その結果をみて慌てて「クソは会社に来る前に」という通達を出すのも悪くないかもしれない。

朝、娘(3.6歳)に、「ねえ、イトーヨーカドーに行かない?」といった誘いを受ける。
残念ながら今から仕事だ。
「お父様はなんでいつも会社にいくの?」
難しい質問だ、すぐには答えられない、また会おう。