ジュリーは青春だ(その1)

KNO2005-04-13

沢田研二は、ジュリーアンドリュースのファンだったので、ジュリーと呼ばれるようになったそうだ。
「レコードコレクターズ」四月号に書いてあった。
ジュリーアンドリュースという名をみても全くピンとこないのであるが、「サウンドオブミュージック」の主演女優だそうだ。
そうだったのか。


好きな芸能人やミュージシャンの名前がニックネームとなる、というのは、幸せなことかもしれない。
天海祐希のファンがアマミー、ジュリエット・ルイスのファンがジュリエット、長嶋茂雄のファンがチョーさん、など、いいかも!と思える例がいくつか思いつく。
新入社員の飲み会など、あまり慣れていない人が集まって飲むときに、このようにして呼び名を決定して遊ぶとおもしろいかもね。


ただ、悲惨な例もあるので注意が必要である。
たとえば、好きなお笑いコンビはカンニングです、という者がいた場合だ。
これが大学生の新入生の飲み会だった場合などを考えると悲惨である。
調子に乗って、飲み会の後もそいつをずっとカンニングと呼んだりしないようにしていただきたい。
その大学生のキャンパスライフは圧倒的に暗いものになってしまう。
4年で無事に卒業しても、奴はカンニングして卒業したのだ、などと陰口を叩かれるだろう。


それと、今思いつく中では、これが最もやるせないのであるが、好きなミュージシャンはルー・リードだという人がいた場合である。
この人は恐らく、ちょっと渋いところをついたつもりであろうが、この人をルーと呼んでしまうのはいかがなものかと思う。
日本には、ルー大柴という、全く尊敬されないタレントがいるからだ。
こういった意味において、ルー大柴の存在は罪深い。


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